石炭や石油などの化石燃料に限界があると叫ばれて以来、一方では、無尽蔵に使える自然エネルギーが注目を浴び、中でも太陽光発電には多くの人が期待を寄せています。

太陽光発電を個人で利用するときは、まず自宅の屋根の上に発電のためのパネルを設置することを考えます。このパネルに太陽光が当たることで発電が行われるのです。だから、まず太陽が当たっていることが必要条件になります、あまり日の当たらない山間部や雨の多い地区では、太陽光発電は不向きです。また、より好条件にするため、パネルを設置する屋根は南向きの屋根にするといったことも考えます。

屋根の上のパネルで集められた太陽エネルギーは、ケーブルによって蓄電装置へ運ばれ、それがそのままその家庭で使用されたり、別のケーブルで電力会社へ運ばれて買い取られます。太陽光発電の装置は、基本的に屋根の上で野ざらしになっているため、第一に耐久性が求められます。そのため、ケーブルに関してはまず雨や雪対策として防水性に優れたものが必要となります。

また、乾燥にも強くなければなりません。さらには、風対策として対磨耗性も必要となってくるようです。そして何よりも、肝心の電気を通さなければならないことから電流や電圧について考える必要があり、600ボルトの電圧、90度の熱に耐えられるケーブルでなければなりません。最後に、あらゆる使用に耐えられるような柔軟性が要ることは言うまでもありません。