自在に動く配線ダクトの活用法

数多くの電化製品の電源ケーブルを一か所にまとめて、スッキリと片付けられる設備を配線ダクトといいます。

一昔前だと学校や会社等で使用されていたものですが、現在では一般家庭にも広く普及しています。家庭で用いる場合は家電を動かすことを考慮して、外付け式ダクトという壁や床の隅にレール状に備えて用いるものが主流です。それとは逆に、外から見えない壁や天井に埋め込んでいるものを隠ぺい工法タイプといいます。このタイプだと外から配線ダクトが見えないので、室内の景観を損なう心配がありません。

配線ダクトは日進月歩で新しい製品が登場しており、多種多様なアイデアを盛り込んだものもあります。そのひとつが「フレキシブルタイプ」というもので、自在に好きな方角へ曲げ伸ばしができるものです。この「フレキシブルタイプ」のダクトの活用法は多々ありますが、離れたお部屋にケーブルを敷く際には自在に動くという長所を最大限に発揮することができます。

例えばインターネットの接続に使うLANケーブルをフレキシブルタイプの配線ダクトに収納すれば、ノートパソコンのように移動して使うことを想定してる端末でも自在にケーブルを動かして移動に合わせることが可能です。部屋と部屋の間に壁がある時でも、その壁を避けるようにダクトを動かせるので利便性に長けたアイテムといえるでしょう。このダクトはホームセンターやネット通販で購入することができ、自身で設置することができます。

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